2021年度 明治学院大学履修要項(教職課程【新法】)
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<大学> 44 (5)同僚をはじめ家庭、地域、関係機関と連携・協働して教育活動に取り組むことができる。 本学は、「基督教による人格教育」という建学の精神のもと、創始者の生涯を貫く理想である「他者への貢献(Do for Others)」を大学の教育理念として掲げ、キリスト教主義教育を実践している。具体的には、1.他者を理解する力を身につける。2.分析力と構想力を身につける。3.コミュニケーション力を身につける。4.キャリアをデザインする力を身につける。5.共生社会の担い手となる力を身につける。これら5つの教育目標を策定し、社会貢献できる人間の育成を目指している。 教員養成においても、本学の教育理念と5つの教育目標に則し、明治学院共通科目をはじめとする教養教育と各学科の専門性を活かした教員を養成することを目標としている。 本学において養成したい教員像は、以下の通りである。 (1)教職に対する使命感、責任感を持っている。 (2)幼児・児童・生徒に対する深い愛情を抱いている。 (3)彼らとの人間関係を構築し、多様なニーズを的確に理解できる。 (4)彼らの成長・発達と学力の伸長を促し、生きる力を育むことができる。 <教職課程> 人材養成上の目的・教育目標 教職課程は、本学において教育職員免許状取得を目指す、すべての学生のための課程である。 明治学院大学は、建学の精神であるキリスト教教育を、“Do for Others”という教育理念を通じて実現しようとしている。教職課程の教育目標は、正にその「他者への貢献」を担える人材の育成を目標とする。 “Do for Others”とは多様な子どもたちとかかわることの中にある。教室の隅っこで佇んでいる児童・生徒に目を配り、大きな愛情を注ぐことのできる教員の育成を目指す。勿論、それは他の多くの子どもも視野に入れてのことである。 一人ひとりが等しくかけがえのない存在として、生き生きとした表情で過ごすことのできるように、学習指導・生活指導・学級経営(学校経営)、それぞれの側面で教員としての資質と知力と技能を磨くことを目指す。 課程修了の認定・教育職員免許状申請に関する方針 明治学院大学は、「キリスト教による人格教育」と学問の自由を基礎とし、教育理念“Do for Others(他者への貢献)”の実現を目指し、「人材養成上の目的・教育目標」に定める人間を育成する。 教職課程は、広く教養を培い、他者とともに生きる力および自ら課題を発見し、その課題を解決する能力を高めるとともに、教職課程の定める専門分野に関する知識・技能および知的応用能力を身につけた人間を育成する。 教職課程で修得すべき能力の目標は、次のとおりである。 1 教職に関する幅広い教養を有するとともに、教員としての専門分野に関する基本的知識を有し、これらを体系的に理解している。 2 教員としての専門分野に関する基本的知識を習得し、活用し、応用するための能力を身につけている。 3 在学期間を通じて獲得した知識、技能、態度などを総合的に活用し、自ら課題を発見し、その課題を解決する能力を身につけている。 4 本学の根幹である「キリスト教による人格教育」を通じて、主体的に将来を切り拓き、社会に生起する問題に取り組む責任感、倫理観、協働性など、他者と共に生きる力を身につけている。 【教育職員免許状の種類】 教員養成の目標と方針

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