66 【授業形態】 授業形態は、科目の特性、履修者数などに応じ、講義、演習、実習等を適切に展開している。学年進行によって、多人数から少人数になるようにクラスを設定し、より実践的な指導を心がけている。教育実習、教職実践演習は、少人数できめ細やかな指導を心がけている。 【評価】 評価は、明治学院大学の評価基準に則り、90点以上はS、80点以上はA、70点以上はB、60点以上はC、60点未満はDとしている。評価そのものは、科目の特性、履修者数などに応じ、授業における参加の度合い、レポートの成績、試験の成績、教育実習の成績などを基に、科目担当者が行っている。教育実習だけは他の科目とは異なり、事前指導、実習校、事後指導を踏まえて、教育実習担当者が評価を行っている。 評価の際の観点としては、次のとおりである。 1 教職に関する幅広い教養を有するとともに、教員としての専門分野に関する基本的知識を有し、これらを体系的に理解している。 2 教員としての専門分野に関する基本的知識を習得し、活用し、応用するための能力を身につけている。 3 在学期間を通じて獲得した知識、技能、態度などを総合的に活用し、自ら課題を発見し、その課題を4 本学の根幹である「キリスト教による人格教育」を通じて、主体的に将来を切り拓き、社会に生起する問題に取り組む責任感、倫理観、協働性など、他者と共に生きる力を身につけている。 教職課程履修者の受入れに関する方針 明治学院大学は「人材養成上の目的・教育目標」に定める人間を育成するため、次のとおり教職課程履修者受入れの方針を定める。 1 教職課程履修者の受入れ方針 (1) 明治学院大学の教育理念を理解し、人間や社会に関心と探究心を持ち、真摯に勉学に励む意欲を持っている者。 (2) 教職課程の授業に主体的に取り組む意欲を有している者。授業に真摯に参加できる者(ノートが取れる、必要な場面で発言できるなど)。 (3) 高等学校等で修得すべき基礎的な能力(知識・技能、思考力・判断力・表現力)を身につけている者。 (4) 社会に関心がある者。私たちの社会の課題(教育〔教育理論・制度、教員など〕、子どもの成長〔発達、学習など〕、子どもに関わる仕事)を主体的に解決し、社会に貢献しようとする意欲を持っている者。 (5) 人前で話すことに挑戦しようとする者。 2 教育実習及び介護等体験の受入れ方針 教育実習、介護等体験のためのガイダンスを事前に行っている。ガイダンスに出席していない場合は、教育実習の履修、介護等体験の参加ができない。 3年生を終了した時点で、教育実習に関わる前提科目の単位を取得できていない場合、教育実習及び教職実践演習の履修はできない。 解決する能力を身につけている。
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