2021年度 明治学院大学履修要項(社会学部)
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○ ○ × 注2) る機会を付与する「福祉開発フィールドワーク」(2年次)をコース独自の科目として位置づけている。②2社会福祉学科では、主として将来の進路を想定して、「ソーシャルワークコース」と「福祉開発コース」の2つのコースを用意している。 ソーシャルワークコースは、ソーシャルワークの理論と、ソーシャルワーカーとしての実践力を獲得することを主たる目標としたカリキュラムで構成されている。関連講義科目の学びとソーシャルワーク実習およびソーシャルワーク演習と相互に連動させながら学習を深め、最終的には卒業論文としてまとめる。その過程で社会福祉士や精神保健福祉士の国家試験受験資格を取得することができる。 福祉開発コースは、社会福祉学を基盤として、自由に、かつ広く共生社会のあり方を学ぶカリキュラムで構成されている。そのため三つのエリアを設けて、学生の興味・関心に基づいて系統的に学べるように工夫している。学生は三つのエリアから一つを選択し、履修モデルに即して履修することが望ましい。ただし、履修モデルにない講義科目(他エリア、ソーシャルワークコースの推奨講義科目)でも、社会福祉学科の学科科目であれば卒業単位に組み入れられる。その他の特徴としては、①エリアごとの現実に触れ年次の講義科目「福祉開発概論」はコース必修科目である。③演習科目はエリアを中心に3年次(演習1)・4年次(演習2)と展開し、最終的には卒業論文としてまとめる。福祉開発コースでは、社会福祉士および精神保健福祉士の国家試験受験資格を取得することはできない。 2)コースの選択 コースに分かれるのは2年次からである。そのため、1年次にオリエンテーションを行い、学生個人の希望に応じて所属コースを決定していく。コ―スによって履修できる演習・実習は明確に分かれているので、コースごとの履修モデルを参考に履修計画を立てること。これに対し、講義科目は両コースに開放されている。卒業するための必要単位数についてコースによって違いはない。 3)コースの変更 2年次にソーシャルワークコース、福祉開発コースを選択した後は別のコースに移ることは認められない。1年次に行われる、オリエンテーションの内容を必ず確認し、将来の進路などをよく考えた上で、コース選択を行うよう、十分に留意すること。 4)コースと資格 社会福祉士・精神保健福祉士の国家試験の受験資格等が得られるかどうかや、希望する将来の進路によってコースを選択すること。 資格や進路によるコースの選択は、以下の表を参考にすること。 ①社会福祉士国家試験の受験資格 注1) ②精神保健福祉士国家試験の受験資格 注1) ③中学校・高等学校・特別支援学校教諭 凡例:○可能、×不可 注1) 社会福祉士国家試験と精神保健福祉士国家試験の両方の受験資格を得るには5年間を要する。希望者は3年次春学期の指定期日内に申込書を社会福祉実習センターに提出すること。なお、4年間で卒業単位を満たすと5年目に大学に残ることができないため、履修方法に注意すること。卒業論文は4年目で履修すること。 83 957.学科科目 (1)コースについて 1)コースの概要 ソーシャルワークコース 福祉開発コース × × ○ 注2)

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