2022年度 明治学院大学履修要項(教職課程)
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者、病弱者に関する領域)が取得できる。【履修する科目】教育職員免許状の種類によって、履修する科目が異なる。教職に関する科目、教科に関する科目、介護等体験(義務教育学校の場合)などを履修し、必要な単位を修得する必要がある。教職課程に所定の期間在学し、必要な単位を修得した学生に対し、課程の修了を認定する。教育職員免許状の申請のサポートは学務教職課が行う。【教育職員免許状の申請】学務教職課が教育委員会(国際学科の学生は神奈川県教育委員会、芸術学科、国際キャリア学科、グローバル法学科以外の学生は東京都教育委員会)に一括申請し、必要な単位を修得した学生は教育職員免許状を取得する。学科が課程認定を受けていない教育職員免許状を取得しようとする学生は、申請に必要な書類を学務教職課で受け取り、個人で申請し、教育職員免許状を取得する。 【玉川大学小学校教員養成特別プログラム】小学校の教育職員免許状に関しては、玉川大学小学校教員養成特別プログラム(通信制)を利用する。必要な単位を修得後、個人で申請し、教育職員免許状を取得する。なお、このプログラムの履修については学科により異なる。学務教職課の担当者、申請できる学科主任、教職課程の担当者が、履修している学生にきめ細かな指導を行う。教育課程の編成および実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)【目的】教職課程は、教育職員免許状の取得のために、教職に関する科目、教科に関する科目などを組織的、系統的に編成している。【学年進行】教職課程は、教育課程の実施に際して、1年次からすべての科目を履修させるのではなく、学年進行で履修できる科目を設定している。1、2年次には、教育学及び心理学に関する原理的な科目を設定している。2年次、3年次には、教育実習を想定しながら、専門科学の知見を得られるような科目を設定している。英語科、フランス語科、社会科・地理歴史科・公民科の教科教育法は2、3年次に設定している。商業科、情報科の教科教育法は3年次に設定している。教科に関する科目も、教職に関する科目と同時並行で履修できるように設定している。【教育実習と教職実践演習】教育職員免許状の取得の際の大関門である教育実習は、所定の科目の単位を修得しないといけない。3年次終了までに履修すべき科目として前提科目を設定している。単位を修得できない場合は、教育実習には行かせない。教育実習は、クラス毎に事前指導を行い、十分な準備をさせた上で、教育実習に行かせている。教育実習終了後も、反省会などを開催し、より良い教員の卵を育成している。そのほかに、教職実践演習を、最後の学期に設定し、これまでの授業を振り返りながら、教員として必要な知識・技能を習得することができたか、今後何が必要かを考えさせるようにしている。教育実習に関する前提科目以外の科目については、卒業までに履修できるよう設定している。【介護等体験】義務教育学校の教育職員免許状の取得を目指す者には、3年次以降に介護等体験を設定している。2年次にレポート、3年次にガイダンスを行い、介護等体験に行かせている。【授業形態】授業形態は、科目の特性、履修者数などに応じ、講義、演習、実習等を適切に展開している。学年進行によって、多人数から少人数になるようにクラスを設定し、より実践的な指導を心がけている。教育実習、教職実践演習は、少人数できめ細やかな指導を心がけている。【評価】評価は、明治学院大学の評価基準に則り、90点以上はS、80点以上はA、70点以上はB、60点以上はC、60点未満はDとしている。評価そのものは、科目の特性、履修者数などに応じ、授業における参加の度合い、レポートの成績、試5

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