2022年度 明治学院大学履修要項(心理学部)
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122免許状を取得するには、授与権者である都道府県の教育委員会に申請する必要がある。授与申請には以下の二つの方法がある。本学が東京都教育委員会に教育職員免許状の授与申請を一括して代行申請する方法。卒業見込みの4年次生は、免許状を取得するために必要な単位を修得見込みの場合、一括申請の申し込みができる。申請希望者は、「教育職員免許状一括申請説明会」に出席し、申し込みの手続きをすること。説明会は3月下旬に実施される。説明会欠席の場合は、一括申請はできない(個人申請となる)。卒業後に、本人が居住する都道府県の教育委員会に免許状の授与申請を行う方法。都道府県等の教育委員会で実施する教員採用試験に合格しなくてはならない。試験時期は例年7月頃に行われるが、地方ごとに統一して行われる。この試験に合格すると教員採用候補者名簿に登載され、欠員を補充する形で採用されることになる。東京都公立学校教員採用試験要項はキャリアセンターで配布(例年4月下旬、掲示板を確認すること)、その他の道府県については各教育委員会に問い合わせること。(1)私立学校の求人に直接応募する。(2)希望する都道府県の私学協会(東京私立初等学校協会、神奈川県私立小学校協会など)の委託制度に登録する。卒業までに教育職員免許状取得のために必要な科目の単位を修得できなかった場合は、本学科卒業後科目等履修生として不足単位を修得することで、免許状を取得することができる。※科目等履修生の出願書類は、毎年3月上旬に教務部窓口にて配布する。2009年4月1日以降に授与される普通免許状または特別免許状の有効期間は、所要資格を得てから10年後の年度末までとなる。有効期間満了日の2年前から満了日(修了確認期限)までに大学などが開設する30時間の免許状更新講習を受講・修了し、免許管理者(教育委員会)にて修了確認を受けることで免許状が更新される。更新講習の主な受講対象者は、①現職教員②教員採用内定者③教育委員会や学校法人などが作成した臨時任用(または非常勤)教員リストに登載されている者④過去に教員として勤務した経験のある者、となっている。受講対象者であるか否かにかかわらず、更新講習を受講・修了しなかった場合は失効することになるが、免許状を返納する必要はない。更新講習を受講・修了することによって、有効な免許状を再び取得することができる。また、免許状を取得した際に、授与の基礎となった教職課程の単位まで無効にするものではない。よって、履歴書などに教員免許を所持している旨の記載は可能である。ただし、更新講習を受講する必要がある旨を併記する必要がある。例)小学校教諭一種免許状(更新講習未受講) 等10.教育職員免許状の授与申請一括申請個人申請11.教員採用試験公立学校の教員になるには私立学校の教員になるには12.そ の 他科目等履修生による教育職員免許状の取得方法教員免許更新制度

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