2023年度 明治学院大学 履修要項(文学部)
137/174

129指導の方針――価値の多様化が―芸術にあっても―とどまるところを知らぬげに見える今日、主体的な享受をすすめて創造者と享受者一般との有効・適切な橋渡しに任じる人材が育つよう、本学科は――( 1 )専門性を深める個別的芸術学の研究・教育を主軸とし、(2)そのなかで、個別を包みこむ基本的な問題意識をも培い、(3)加えて可能な限り学際的な視野をあわせて与えることにつとめたい。さらに研究者の進路をめざす者には、そのために必要な基礎となるものを修得させる。芸術が術 ars であるからには、その ars に触れる上で不可欠な実習は行うが、実技者養成を目的とする実技指導は行わない。本学科は、音楽学コース、映像芸術学コース、美術史学コース、芸術メディア論コース、演劇身体表現コース、総合芸術学コースの6コースによって構成される。学生は全員、1年次の秋学期の定められた期間に2年次以降どのコースに属したいか希望を提出する。コースの定員は総合芸術学コースを除き各約30名とし、定員を超過した場合は所定の審査に基づき決定される。なお、期限までにコース希望を提出しなかった場合は自動的に総合芸術学コース所属となるので注意すること。また、各コースで1年次配当の必修科目が複数設定されているため、2年次からの所属コースを見越して、1年次から履修計画をたてることが望ましい。所属コースの変更は、原則として2年次の秋学期の定められた期間に、定められた条件を満たす場合に限って申請することができ、所定の審査の上、決定される。なお、例外的に3年次の秋学期の定められた期間に、定められた条件を満たす場合に限り、申請を受け付ける場合がある。その場合も、決定は所定の審査を経てなされる。(履修の方法)(所属コースについて)芸術学科

元のページ  ../index.html#137

このブックを見る