63文学部は、明治学院大学の「人材養成上の目的・教育目標」に基づき、文学部の「人材養成上の目的・教育目標」を次のとおり定める。文学部においては、さまざまな時代や状況においてなされた人間の創造行為や表現活動の諸相を学生に教授し、他者を理解するとともにまた自らを知る力を培う。そうして、新たな文化を構想する知的分析力や創造力をもった人材を養成してゆく。その過程において、問題を発見する力やそれを伝達する言語能力の涵養も重視し、将来自らが関わる社会のさまざまな局面において、柔軟かつ斬新な思考を展開できる人間を育てる。文学部は、明治学院大学の「卒業の認定・学位授与に関する方針」に基づき、文学部の「人材養成上の目的・教育目標」に沿った人間を育成するため、所定の期間在学するとともに所定の単位を修得し、次の能力を身につけることを卒業認定と学位授与の要件とする。具体的な到達目標は、次のとおりである。 1 人類の歴史・文化・社会および自然・健康に関する基礎的な教養を身につけている。2 言語や文化・歴史、あるいはさまざまな表現ジャンルの芸術に関する体系的な知識を有している。3 個別専門的な領域における新たな問題提起と、その解決を提案する分析力および構想力を有し、またそれを明快に伝達する表現能力を備えている。4 さまざまな時代・環境における他者の営みを理解し、その認識をより良い社会の構築に結びつける志向をもっている。文学部は、明治学院大学の「教育課程の編成および実施に関する方針」に基づき、文学部の定める「人材養成上の目的・教育目標」および「卒業の認定・学位授与に関する方針」に沿って、次のとおり「教育課程の編成および実施に関する方針」を定める。 1 各学科の専門科目の理解に必要な基本的な知識・技能を身につける授業を、初年次から多く設置する。2 体系的な知識を教授する講義科目と同時並行的に、個別特殊な課題を扱う授業を多く開講し、具体的な課題を思考し、ともに議論する機会を学生に授ける。3 さまざまな言語や文化、あるいは表現活動に触れることによって、自らを他へと開いてゆく経験を与える。4 自らの視点から問題を提起し、またそれを的確に表現する力を養う過程として、少人数のゼミや卒業論文制作などを重視する。人材養成上の目的・教育目標卒業の認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)教育課程の編成および実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)文学部の目標と方針
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