社会教育士・社会教育主事任用資格は、社会学科生と教育発達学科生が取得することができます。2020年4月1日に施行された「社会教育主事講習等規程の一部を改正する省令」に基づき、社会教育主事養成に係る社会教育に関する科目の単位を修得することにより、社会教育士と称することができるようになりました。社会教育士は、環境や福祉、まちづくり等の社会の多様な分野における学習を支援する活動を通じて、人づくりや地域づくりに関する活動に積極的に携わっていくことや、NPOや大学、企業等において広く活躍することが期待されています。社会教育主事は、都道府県及び市町村の教育委員会の事務局に置かれる専門的職員で社会教育を行う者に対する専門的技術的な助言・指導に当たる役職を担います。社会教育主事任用資格を得るには、大学に2年以上在学し、62単位以上を修得しかつ大学において文部科学省令で定める社会教育に関する科目の単位を修得し、以下の①~③に掲げる期間を通算した期間が1年以上必要となります。①社会教育主事補の職にあった期間② 官公署・学校・社会教育施設又は社会教育関係団体における職で司書・学芸員その他の社会教育主事補の職と同等以上の職として文部科学大臣の指定するものにあった期間③ 官公署・学校・社会教育施設又は社会教育関係団体が実施する社会教育に関係のある事業における業務であって、社会教育主事として必要な知識又は技能の習得に資するものとして文部科学大臣が指定するものに従事した期間(①又は②に掲げる期間に該当する期間を除く)なお、社会教育主事になるためには、公務員試験に合格し、1年以上の実務経験を積んだうえで社会教育主事の発令を受けることになりますが、社会教育主事任用資格を有していても必ずしも社会教育主事として発令されるものではありません。本学社会学科生および教育発達学科生は、「社会教育に関する科目」を履修することができます。必要な科目を修得した方には、証明書を発行いたします。お求めになる場合は教務部までお問い合わせください。133社会教育士・社会教育主事任用資格が取得できる学科社会教育士社会教育主事任用資格1.社会教育士・社会教育主事任用資格
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