<履修の前提条件、並行履修の可否>「心理演習」および「心理実習」は原則として、公認心理師の受験資格取得を希望する者のみを対象としている。これらの科目の履修にあたっては、前ページに記載のそれぞれの科目の履修の前提条件を事前に満たしている必要がある。前提条件を満たしていない場合は、履修は認められない。「心理実習」と「公認心理師の職責」の並行履修を除いては、「心理演習」「心理実習」と他の「指定科目」の並行履修は認められない。 <配当年次に履修できない、または単位を修得できない場合>「心理演習」および「心理実習」を配当年次に履修できなかった場合は、それぞれの科目の履修の前提条件を満たしたうえで翌年度に履修することになる。このため、公認心理師の受験資格取得を希望し、かつ「心理演習」および「心理実習」を配当年次に履修できないまたはその単位を修得できない場合は、卒業を半年または1年以上延期することになる。ただし、4年次終了時点で卒業に必要な単位数を満たしている場合は、公認心理師の受験資格取得に必要な科目が未取得であったとしても、学生および保証人の意向に関わらず卒業となる。現状では、公認心理師の受験資格を取得するためには、少なくとも「指定科目」の単位を在学中に全て修得して大学を卒業する必要がある。このため、公認心理師の受験資格取得に必要な指定科目の単位を未修得のまま卒業すると、公認心理師の受験資格が得られない。なお、大学卒業後に「指定科目」で足りない科目を科目履修等で補うことはできない。86「心理演習」および「心理実習」の履修に関する注意事項
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