心理学部は、明治学院大学の「人材養成上の目的・教育目標」に基づき、心理学部の「人材養成上の目的・教育目標」を次のとおり定める。心理学部は“Do for Others”の精神のもと、「こころを探り、人を支える」を教育理念として、現代社会で多くの人が遭遇するさまざまな問題に対して支援することができる「心理支援力のある人材の育成」を人材養成上の目的とする。心理学の基礎を習得し、科学的方法論ならびに関連諸科学の学修と実践を通じて、行動を分析し理解する能力を修得し、その上で、各自の専門分野に応じ、生涯発達の諸段階において他者を理解し支援する力を身につけることを教育目標とする。心理学部は、明治学院大学の「卒業の認定・学位授与に関する方針」に基づき、心理学部の「人材養成上の目的・教育目標」に沿った人間を育成するため、所定の期間在学するとともに所定の単位を修得し、次の能力を身につけることを卒業認定と学位授与の要件とする。 1 グローバルな現代社会で人々が遭遇するさまざまな問題に対し、心理学または教育発達学的関心・理解を示し、それらへの積極的取り組みの姿勢を有している。2 心理学の基礎を修得し、こころのメカニズムの理解のための科学的方法と実践的能力を身につけている。3 自己理解をもとに、生涯発達の諸段階において他者を理解し、支援できる「心理支援力」を身につけている。4 自分の個性をふまえ、キャリア発達における課題に対処する力を身につけている。心理学部は、明治学院大学の「教育課程の編成および実施に関する方針」に基づき、心理学部の定める「人材養成上の目的・教育目標」および「卒業の認定・学位授与に関する方針」に沿って、次のとおり「教育課程の編成および実施に関する方針」を定める。 1 心理学部の教育理念「こころを探り、人を支える」の意義を理解し、現代社会が提示する多様な問題に積極的に取り組む姿勢を養うため、自己理解力、他者理解力、関係性理解力、問題解決能力などを培うことを教育課程編成の方針とする。2 学年進行に応じて基礎から専門へ段階的に配置された、心理学あるいは教育発達学に関する多くの専門科目の講義、実習や体験学習、少人数による演習および卒業研究等の諸科目の学修を通じて、上記「1」の力を学生が身につけられるよう教育課程を編成し実施する。3 学修成果は、当該科目の学修目標の達成度を試験、レポート、発表、作品などにより担当教員が評価する。評価基準はそれぞれの科目のシラバスに明示する。91人材養成上の目的・教育目標卒業の認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)教育課程の編成および実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)心理学部の目標と方針
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