2024年度 明治学院大学 履修要項(経済学部)
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96人材養成上の目的・教育目標卒業の認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)教育課程の編成および実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)経済学部経営学科は、経済学部の「人材養成上の目的・教育目標」に基づき、経営学科の「人材養成上の目的・教育目標」を次のとおり定める。複雑化・高度化する企業経営上の課題、また社会的諸課題を、経営学領域の専門的知識と思考力によって解決できる人材が求められている。経営学科の教育目標は、経営学、マーケティング、会計学の各分野の知識と、各分野を横断的にとらえ課題を解決する思考力を備えた「良識あるビジネス・パーソン」の育成にある。経済学部経営学科は、経済学部の「卒業の認定・学位授与に関する方針」に基づき、経営学科の「人材養成上の目的・教育目標」に沿った人間を育成するため、所定の期間在学するとともに124単位を修得し、次の能力を身につけることを卒業認定と学位授与の要件とする。 1  幅広い教養とともに、経営学、マーケティング、会計学の各経営学分野の基礎的知識を有し、それらを横断的にとらえる能力を有している。2 知識や体験に基づいて的確に課題を解決するための思考力と情報収集・分析力を身につけている。3 他者と協業して課題解決にあたるためのコミュニケーション能力を備えている。4  本学の教育理念である“Do for Others(他者への貢献)”の精神を持ち、在学期間を通じて獲得した知識・技能・態度などを総合的に活用して現代社会に生起する諸問題に積極的に取り組む力を身につけた「良識あるビジネス・パーソン」であること。経済学部経営学科は、経済学部の「教育課程の編成および実施に関する方針」に基づき、経営学科の定める「人材養成上の目的・教育目標」および「卒業の認定・学位授与に関する方針」に沿って、次のとおり「教育課程の編成および実施に関する方針」を定める。経営学科では、導入科目群、基幹科目群、演習科目群、応用科目群を設け、1年次から4年次を通じて、経営学、マーケティング、会計学の3分野を、段階的かつ体系的に学習できるようにする。・ 経営学分野では、経営理論に重点をおく科目、情報分析能力を養う科目、さらに事例分析も含めて、企業活動の分析・理解に必要不可欠な知識を獲得できる体系的な教育課程(カリキュラム)を提供する。・ マーケティング分野では、理論的かつ体系的な講義科目、および実証的かつ実践的な演習科目を通して、企業が産み出す商品やサービスに関わるマーケティング活動に必要な知識が得られる教育課程(カリキュラム)を提供する。・ 会計学分野では、企業活動を貨幣の動きで記録、計算、報告する情報システムを、理論的および技術的側面から体系的に学ぶことのできる教育課程(カリキュラム)を提供する。1年次ではこの3分野の基礎を学び、2年次以降では理論的内容の科目や応用科目を学習できるよう配置し、それと並行する形で、1年次より少人数の演習科目を設け、能動的、双方向的な学習の機会をつくる。さらに企業等で実習をおこなう科目(インターンシップ)を配置し、教室内外での学習ができるようにする。経営学科の目標と方針

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