130国際経営学科は、世界にはばたくグローバル・マネジャーを養成するため、新しい時代の要請に応え、企業の諸問題をグローバルな市場環境のもとで正しく理解できる基礎学力を養うとともに、それをビジネスに活かす経営に関する知識や国際コミュニケーション能力を高めること、さらに、ミッション、つまり、任務を遂行する行動力を養うことを教育目標としている。したがって、国際経営学科における学科科目のカリキュラム体系及びその全体像をイメージすると図-1のようになる。図-1 カリキュラム体系のイメージ図の見方<分野ごとの説明> 1 .1年次には、基礎科目が設定されている。これらの科目は原則として横浜校舎で開講される。2.基礎科目は2年次以降の専門科目Ⅰ、専門科目Ⅱを学ぶための、基礎、入門の科目である。3. 専門外国語ⅠおよびⅡは、語学および外国語に関する科目である。専門外国語ⅠのEnglish for Business Communication A1・A2は1年次、B1・B2は2年次、C1・C2・C3・C4は3年次に、国際経営学科の学生全員が履修し、単位を修得しなければならない必修科目である。4. Study Abroad Programは、留学プログラムに関する科目である。このうち、Preparation for Study Abroad 1・2・3およびStudy Abroad 1・2は、国際経営学科の学生全員が履修し、単位を修得しなければならない必修科目である。ただし、学科主任と学生との面談の結果、希望の留学先に行けない場合がある。5. 専門科目Ⅰは Management & Strategy(M&S)、Accounting & Finance(A&F)、Trade & Industry(T&I)という3つの分野により構成される。専門科目Ⅰにおいて、各分野の基本的な理論を学んだ上で、専門科目Ⅱにおいて、より高度な専門科目や4年次演習を履修する。これにより、「大学で何を学んだのか」ということが明確になる。6. BCR(Business Communication & Research)は、3年次演習、実習、海外実習プログラムなど、国際ビジネスにおけるコミュニケーションならびにリサーチ能力を高めるための科目である。7. 隣接領域科目(他学科科目)は、経済学、経営学、法学、政治学、社会学、国際関係学など、他学科・他学部の関連科目である。8. 教職関連科目は、教育職員免許状を取得するために必要な科目である。教職関連科目は、卒業に必要な単位として認められないので、履修の際には注意すること。1.国際経営学科カリキュラムの概要 ~全体像をつかむ~
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