国際学部国際学科は、国際学部の「人材養成上の目的・教育目標」に基づき、国際学科の「人材養成上の目的・教育目標」を次のとおり定める。国際学科は、グローバル社会の諸問題に対する、政治・経済・文化の各分野からの総合的な理解能力を涵養するとともに、多様な国際的実地経験を通して社会的知性をはぐくみ、文化の多様性に対する認識および、幅広い視野と異文化間コミュニケーション能力を持ち、国際的に活動する人間力を養成することを目標とする。国際学部国際学科は、国際学部の「卒業の認定・学位授与に関する方針」に基づき、国際学科の「人材養成上の目的・教育目標」に沿った人間を育成するため、所定の期間在学するとともに134単位を修得し、次の能力を身につけることを卒業認定と学位授与の要件とする。1 明治学院共通科目および学科専門科目の多面的な履修を通して、基礎的な学習能力を養うとともに、国際的な政治・経済・社会や個別の文化に関する総合的な理解力を身につけている。2 専門科目を横断的に学習することを通じて、グローバル社会の複合的な問題を把握し、分析する能力(歴史的思考力、システム思考力、批判的思考力、問いを立てる力など)を身につけている。3 専門外国語や英語による授業を通じて、国際社会で活躍するための語学力と国際コミュニケーション能力を持ち、異文化の人々と協力して活動する力を身につけている。4 演習科目、地域研究科目、校外実習科目、インターンシップ科目などで、国内外における大学外での人々との活動を通して、国際的視野と豊かな人間性を養い、主体的に行動する力や社会に対する責任感を身につけている。5 グローバル社会の現実を理解し分析することによって、課題を自ら発見し、国際的視野をもって国内外の人々と協力し、主体的に解決策を探る能力(情報収集・処理力、論理的思考力など)を身につけている。国際学部国際学科は、国際学部の「教育課程の編成および実施に関する方針」に基づき、国際学科の定める「人材養成上の目的・教育目標」および「卒業の認定・学位授与に関する方針」に沿って、次のとおり「教育課程の編成および実施に関する方針」を定める。1 多様な専門分野と地域研究の科目を政治、経済、文化の3つの視角から設置して、学習の指針となる平和研究、環境問題、多文化社会、比較文化、国際・比較政治、比較法政の専攻制度を設置する。2 4年間にわたり少人数による演習科目(基礎演習、演習1、2A、2B、3A、3B、特別演習)を設置することで、きめ細かな教育を実施する。3 段階的・体系的な教育を実施する。・1年次:学習スキルと人文社会科学の基本的知識の習得・2~3年次:専門領域の土台となる学習・3~4年次:専門領域の発展学習と卒業研究4 1~3年次の専門外国語、英語による専門科目、国際学特講を設置して国際基準(CEFR)をもとに英語・外国語能力を育成して、独自の試験に加えて外部検定試験で学習成果を評価する。5 留学や二重学位制度を利用した国外の大学における学習、国内外のインターンシップや校外実習等の教室外における学習を重視する。 その他、所定単位を修得することによって多文化共生ファシリテーター/サポーターの認証資格取得も可能である。人材養成上の目的・教育目標卒業の認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)教育課程の編成および実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)66国際学科の目標と方針
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