2024年度 明治学院大学 履修要項(教職課程)
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66「学校の先生」として教壇に立つには、「教員職員免許状の取得」とともに「教員採用試験等に合格すること」が必要です。常勤教員として勤務するためには、都道府県及び政令市の教育委員会で実施する教員採用試験に合格しなければなりません。試験は例年7月~9月頃*に行われます(*今後早期化の可能性があります)。3年生から受験が可能な場合もあります。採用試験の内容・倍率は、自治体や学校種・教科によって異なります。自身が希望する自治体の教育委員会のHP等で試験内容や倍率を確認してください。この試験に合格すると教員採用候補者名簿に登載され、欠員を補充する形で採用されることになります。自治体ごとの共通した採用試験はなく、学校ごとに行われます。私立学校は毎年募集があるわけではなく、該当教科の欠員が出た場合に採用が行われるのが一般的です。募集時期も学校により異なり、採用のピークは4年生の秋頃ですが、公立学校同様に早期化の傾向があります。なお、これまで一部の私学協会で実施されてきた私学適性検査は、2023年度実施を最後に廃止されるケースが多くなっています。その後の対応として、例えば東京都では、2024年8月までは履歴書委託制度での対応となり、9月以降は新たに「私学教職員エントリーシステム」を開始するようです。私学適性検査廃止後の対応は、各都道府県の私学協会で異なりますので、志望される私立学校が参加する私学協会ホームページなどでの確認が必要となります。1.公立学校の教員になるには2.私立学校の教員になるには16.教員採用試験

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