情報数理学部情報数理学科は、明治学院大学の「人材養成上の目的・教育目標」に基づき、情報数理学部情報数理学科の「人材養成上の目的・教育目標」を次のとおり定める。情報数理学部情報数理学科は、急速に変化・発展する現代の情報科学のパラダイムに常に追随し、応用力・問題解決能力を身につけた人材養成を目的とする。このため、情報科学の根幹をなす数学力(数理的理解力)をカリキュラムの根幹と位置付け、この基礎数学力を背景として学部が求める人材を養成するための情報科学教育を形成する。また、本学の「人材養成上の目的・教育目標」によって定められた建学の精神と教育理念を情報科学の見地から具現化するため、単なる技能・技術の修得ではなく情報技術をいかに人類社会の幸福追求のために用い、社会に貢献できるかを常に意識し、自ら考えることができる人材養成を目的とする。このような目的のもと、養成する人材像は以下の通りである。 1 情報科学の急速な技術革新に対応できる数理的理解に基づいた応用力・問題解決能力を身につけ、自らの専門性を拡げていくことができる人材2 人とAIが高いレベルで共存する近未来において重要となる高度情報通信技術 (高度ICT)を利活用し、国際的なリーダーシップを身につけた人材3 多様な学問領域の存在を意識し、明治学院大学の教育理念である“Do for Others(他者への貢献)”を情報科学の技術や知識を駆使して実現することができる高い倫理性を持った人材情報数理学部情報数理学科は、明治学院大学の「卒業の認定・学位授与に関する方針」に沿った能力を身につけた人材を養成するため、所定の期間在学するとともに124単位を修得し、次の能力を身につけることを卒業認定と学位授与の要件とする。 1 深層学習の次に来る情報処理パラダイムや量子情報といった、将来の技術革新・変化にも対応できる数理(数学)の基礎学力を身につけている。2 情報科学の手法(アルゴリズム)の背後にある数学的原理を理解し、人文科学や社会科学など隣接領域への応用例などの知識も有しながら、与えられた具体的な問題を、専門的なデータ分析やプログラミングの能力を用いて解決できる。3 情報社会の問題に対して理解があり、情報科学および情報倫理の融合領域で国際的なコミュニケーション力により幅広くリーダーシップを発揮できる。4 情報科学の単なる技能・技術の修得のみでなく、ELSI(Ethical, Legal and Social Implications/Issues; 倫理的・法的・社会的課題)に配慮して、本学の教育理念“Do for Others (他者への貢献)”を情報科学の技術や知識によって体現できる。5 Project Based Learning(PBL)科目や卒業研究によって養われた仮説形成能力と問題解決能力によって、起業や転職を含めた将来のキャリアパスを自ら意識できるエンジニア、研究者、情報技術管理者といった専門職を目指せる。情報数理学部情報数理学科は、明治学院大学の「教育課程の編成および実施に関する方針」に基づき、情報数理学部情報数理学科の定める「人材養成上の目的・教育目標」および「卒業の認定・学位授与に関する方針」に沿って、次のとおり「教育課程の編成および実施に関する方針」を定める。 1 学科カリキュラムの基幹となる帰納的・演繹的思考の基礎をなす数学力を身につけるため、1年次には入試形態の違いによる学力差も考慮した少人数制の基礎数学演習科目を配置する。また、1年次前期の「数理と情報」科目では、専任教員を中心としたオムニバス形式の授業を導入し、情報技術への広い理解と情報科学における数理の果たす役割について俯人材養成上の目的・教育目標卒業の認定・学位授与に関する方針(ディプロマ・ポリシー)教育課程の編成および実施に関する方針(カリキュラム・ポリシー)63情報数理学部情報数理学科の目標と方針
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