73社会学科の専門教育カリキュラムは、学科の教育目標に基いて、〔1〕社会学科基礎・演習科目、〔2〕社会調査関連科目、〔3〕表現・実践関連科目、〔4〕社会学科専門・講義科目、〔5〕内なる国際化関連科目、〔6〕隣接科目、〔7〕社会教育士・社会教育主事任用資格関連科目、〔8〕教職関連科目(卒業要件)の8群からなる。特に重要なのは、下の図に示す〔1〕~〔4〕である。社会学科生は、2年次から「文化とメディアコース(Aコース)」「生命とアイデンティティコース(Bコース)」「環境とコミュニティコース(Cコース)」の3コースのいずれかひとつに所属する。社会学科ではゆるやかなコース制をとっている。これは、自分の関心に沿うコースを選択して、自コース科目を中心に履修することによって、多様さを増す現代社会の一定領域を深く学習し、専門的な考察力を身につけることを目的とするものである。学科科目のうち、「コース演習A」「コース演習B」「コース演習C」のうち所属するコースの「コース演習」2単位に加え、自コース科目を32単位以上を修得することが必要である。どのコースに所属しても、「演習1」「演習2」を含めて、すべての学科科目を履修することができる。自コース科目を履修する中でより関心が具体的になったら、専門ゼミ(「演習1」「社会教育実習演習1」および「演習2」「社会教育演習2」)を選び、自コース科目にとらわれずに学科科目の履修を組み立てることが可能である。なお、コースを選択するためには、1年次秋学期に開かれるコース選択の説明会に参加し、希望を提出しなければならない。原則として第1希望のコースに所属できるが、定められた期限までにコース希望を提出しなかった場合には、いずれかのコースに割り振られるので注意すること。コース変更は2年次から3年次になるときにのみ可能である。2年次末に変更を届け出ること。また、コースの変更の際には、「コース演習A」、「コース演習B」、「コース演習C」のうち、新たに所属するコースの「コース演習」を改めて履修しなければならない。その際に、以前に修得した「コース演習」の単位は、「自由選択科目」に算入することができる。文化とメディアコースの科目群生命とアイデンティティコースの科目群環境とコミュニティコースの科目群社会学の理論専門書講読質的データ分析社会調査実習数量データ分析メディアクリエイティブ特論メディアクリエイティブ演習[映像/新聞出版/広告/デジタル]演習1演習2 + 卒業論文〔1〕社会学科基礎・演習科目アカデミックリテラシー〔2〕社会調査関連科目社会調査の基礎5.社会学科科目(1)カリキュラム体系(2)コース制〔4〕社会学科専門・講義科目社会学基礎演習コース演習データ分析社会調査の入門技法社会統計学〔3〕表現・実践関連科目1年次2年次3年次4年次
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