89る実習に備えた事前学習を行うとともに、講義により専門的な知識を修得する。4年次には、ソーシャルワーク専門職としての実践力を獲得するための専門的な実習を行い、そこでの学びを演習により深化させ、4年間の学習の総括として卒業論文を執筆する。なお、4年次に専門的な実習を行わない学生のための特別演習を設け、卒業論文研究のための演習を行う。(福祉開発コース)2年次科目の「福祉開発概論」において「グローバル共生エリア」「子ども・若者エリア」「リサーチ&イノベーションエリア」の3領域の視点をもとに福祉開発の概要を学ぶ。さらに「福祉開発フィールドワーク」では、エリアごとのフィールドにおいて、福祉開発の実践を学ぶ。3年次、4年次では、演習を通して福祉開発のより専門的な知識や技術を学び、4年次では、その総括として卒業論文を執筆する。なお、教職課程を履修することにより、中学校教諭一種(社会)、高等学校教諭一種(公民)、特別支援学校教諭一種(知・肢・病)の各免許状の取得が可能であり、社会福祉学の学びを基盤とした教員の養成を行っている。科目の成績評価基準については、個々の科目のシラバスに記載する。なお、両コースとも、優秀な卒業論文には、厳正な審査を経て「社会学部長賞」が授与される。その他、所定単位を修得することによって多文化共生ファシリテーター/サポーターの認証資格取得も可能である。
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