2025年度 明治学院大学 履修要項(教職課程)
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「学校の先生」として教壇に立つには、「教員職員免許状の取得」とともに「教員採用試験等に合格すること」が必要です。常勤教員として勤務するためには、都道府県及び政令市の教育委員会で実施する教員採用試験に合格しなければなりません。試験は例年7月~9月頃*に行われます(*今後早期化の可能性があります)。3年生から受験が可能な場合もあります。採用試験の内容・倍率は、自治体や学校種・教科によって異なります。自身が希望する自治体の教育委員会のHP等で試験内容や倍率を確認してください。この試験に合格すると教員採用候補者名簿に登載され、欠員を補充する形で採用されることになります。自治体ごとの共通した採用試験はなく、学校ごとに行われます。私立学校は毎年募集があるわけではなく、該当教科の欠員が出た場合に採用が行われるのが一般的です。募集時期も学校により異なり、採用のピークは4年生の秋頃ですが、公立学校同様に早期化の傾向があります。私立学校における採用情報については、日本私学教育研究所のサイト内「教職員採用情報」を参照してください。また、多くの都道府県私学協会には、私立学校教員志望者向けの「登録制度」があります。会員登録することにより、教員を募集する私立学校から直接連絡があります。そしてその後、採用試験が行われる流れです。詳細は、私学協会ごとに異なりますので、志望される私立学校が参加する私学協会ホームページなどでの確認が必要となります。1.公立学校の教員になるには2.私立学校の教員になるには6616.教員採用試験

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